院長の気になる話
朝起きたときに顎が重い。
歯ぎしりが原因かも?
更新日:2017.3.16
朝起きたとき、顎が重いという経験をされた方も多いと思います。
夜間就寝中に歯ぎしりをすることにより、筋肉が緊張するために起きる症状です。
歯ぎしりには、次の3つの種類があります。
・ギリギリと音を立てて擦り合わせる「グライディング」。一般的な歯ぎしりの症状です。
・上下の歯を強く噛み締める「クレンチング」。音のでないことも多いので気づかないこともあります。
・上下の歯をカチカチと鳴らす「タッピング」。頻度は少ない傾向にあります。
歯ぎしりをすることで、歯に過剰な咬合力が加わり歯を破折してしまったり、
筋肉の緊張による顎の疲労や肩こり・頭痛などの症状を引き起こすことがあります。
歯ぎしりの原因としては、
・ストレス
・噛み合わせのバランスがとれていない
・生活習慣の悪化
などが挙げられます。
治療法は、歯ぎしり防止用のマウスピースを装着したり、筋肉の緊張をやわらげる薬物療法などがあります。
また、ご自身でストレスを発散したり生活習慣の改善を行うことも大切です。
歯ぎしりでお悩みの場合はお気軽にご相談ください。